『ドラクルージュ』「霧に閉ざしたこの想い」を遊んで

ラクルージュオンリーコン#4に参加して遊んできました。
今年3回目のドラクルージュです。思ったより順調に遊べている気がします。


直前まで台風。開催が危ぶまれながらも、各地からドラクルと騎士(と異形)が集い、なんと10卓立卓です。
もちろん様々なご事情で残念ながら参加を断念した方もいらっしゃると思います。しかし


へと諦めずに、希望を繋ぎ、糊口を凌ぎましょう(

卓選び

 魅力的な卓がたくさんあったのですが。今回は神田の DayDreamで精力的にドラクルージュを立卓されている、かずさんの卓に参加希望で臨みました。以前DayDreadmの掲示板で参加希望を出して、インフルエンザでドタキャンしたことがあったりで再チャレンジです。
 また騎士オンリー異形なしというレギュレーションもベーシックで好みでした。

セッション

 PC1が、「霧に潜む者」を追う騎士。
 PC2が、街の領主「アストラ・フルーリオ・フォン・ドラク」に従う騎士。
 PC3が、「霧に潜む者」に故郷を滅ぼされ、復讐を誓う騎士。
 PC4が、「アストラ・フルーリオ・フォン・ドラク」の元を訪れた自由枠騎士。

 ここでakiyuki空気を読まず、1人だけ秘密を持っているPC1騎士を選択。
 いやあ秘密欲しかったんですよ。そしたらなんかオサレな封筒を渡されて、ゴメンこれ僕受け取ったらダメなやつやんと思ったりしました。少しだけ(

作った騎士は
”迷鳥卿”カイト・エレンフリート・フォン・ドラク
ラク(龍頭)、遍歴(鳥翼)、逸話(まさに堕落の兆しを得たり)。
荒涼とした灰色の瞳、闇に映える白髪、目の下に隈、異形の腕を持つ。
憧れの騎士を慕い、偶然を介して不相応にも叙勲を受け、堕落と共鳴しながらも、「霧に潜む者」を追い、各地を彷徨う。


相変わらず『ドラクルージュ』はルールに従って、キャラクターを作成するだけで何かカッコいいやつが出来るところが好きです。
データ名も《紅き月に散れ》とか《道は己を律す》とか名前だけでイイ感じ。
特に《我が名を知れ》なんていうデータがあるから、隙さえあれば名乗りをあげたくなります。


シナリオは1幕構成。戦の幕(2ラウンド)、常の幕(2ラウンド)、終の幕(2ラウンド)の約6ラウンド。
このぐらいの長さが丁度いいですよね。2幕はPL人数が少なくて慣れてないとダレずに遊ぶのにはコツがいる感。


で、いろいろあったのですが。個人的にはドラクルージュ初めてのキャラロスト。


NPCを地獄へ誘う門の前で「さようなら、そしてありがとう」と永劫の別れを告げるつもりが、もはやNPCは目も見えず門まで歩く力も無いと言われ、最後だし肩を貸してあげなよと期待の視線。でも門でポイするのもなんなので「一緒に往きます」。全く想定外でしたが、やってみたら個人的に納得のエンディングになりました。


内心このエンディングになるなら、女キャラにすればよかったかな。でも男男でもアリかななどと、脳内でボトムズEDが流れててコールドスリープをイメージしつつ*1、「皆に会えてよかった」を言い忘れたけど、別に言わなくてもよかったと脳内反芻したりしました。


ちょっと勝手だったかな*2とも思いましたが、生暖かい視線で送り出してくれたDRおよび参加騎士の皆さん、貴重な体験をありがとう。個人的には楽しかったです!

フレグランス

 DayDreamではキャラに合わせたオリジナルフレグランス(香水)を調香して、キャラクターシート等にフレグランスを吹きつけて持ち帰れるサービスがあって。今回DRがNPCのフレグランスを準備してきてくれました。
「香ります?」「あ、柑橘系」「これがアストラさんのイメージ」「どれどれ」「くんかくんか」
五感を刺激するありというチャレンジングな試みでありつつ、なんだろうこの背徳的というか一歩間違えたらもしもしポリスメーンな感じになってしまう危険性はw でも新しい。

その他


 TRPGを始めて1~2年のフレッシュな方々が、ドラクルージュを縦横無尽に使って楽しまれていて、なんか自分ももっとうまくなりたいなぁとか思ったりもした1日でした。
 充分楽しんだかというと十二分に楽しんだから贅沢な悩みですが!w


 たぶん大丈夫とは思いますがw


(ルールブックは持っていないけどね!)

ルール

 やっぱり端役のルールはややこしいなぁ。
 「「行い」の対象○体」と「端役召喚(○体)」は同じ「○体」でも、実は単位が違うのが分かりづらいのですよね。

Q&A

同じ[主]による[端役]は、(種別が違ったとしても)全てまとめて扱われます。

 端役x体は、データとしてはHPx点の1対象。フレーバーとしてx体。
 同じ主が種別Aの端役x体と種別Bの端役y体を召喚すると、対象としては1体(HPはx+y。エリア攻撃で1体扱い)。種別としては2種類(HPx点とHPy点の端役)。
 となり、相殺と移動を考えだすと脳内パンクするので、自分が遊ぶ時は『ノブレスストーリア』p.119の「[端役]活用の簡易化」を事前に宣言しようと改めて心に誓いました。


 まだまだ『ドラクルージュ』遊びたいです!

*1:言わなければ通じなくてもどうということはないぞー

*2:花京院の魂