D&D「竜祭」第2回目(後編)を遊んで
前回に引き続き、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』「竜祭」の後編。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ 第5版』「竜祭」オンセ工房FoundryVTT(The Forgeサーバー)とdiscordでオンラインボイスセッションのDMで遊ぶ。後編。
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2021年6月5日
“かつて靴屋だった”ハーフオークチャンピオン、海賊サーの姫タバクシーソーサラー、ナンバー2衛兵ウッド・エルフモンク、交換外交官ドラウウォーロック。
彼らが鍛冶屋に集まり、邪竜に狙われる街を守護るため秘密を共有し解決する。男爵は除かれ街は真実を知り戦いを決意した。鍛治師は竜殺しの魔法のアイテムを作り出す。しかしPCの見事な戦いによって竜殺しの魔法のアイテムや英雄は必要ではなく勝ったのは村人もとい街の住人の絆の力こそ切り札だった。
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2021年6月5日
街は英雄を求め冒険者たちのための竜祭を毎年開催することとした。しかし納期に竜皮の靴を納められなかった“かつて靴屋と呼ばれた”ハーフオークをはじめとして女心は秋の空タバクシーはラスカンへ、修行の旅にウッド・エルフは衛兵を辞し、皇位継承権の問題解決のため里に戻るドラウと散り散りとなる。
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2021年6月5日
さてさて彼らが再会するのはいつになるか? この広いフォーゴットン・レルムいや次元界を異なるかもしれないが、きっと再会できるだろう。ドラグレイドの街で竜祭が開催されるならば、きっと!(シナリオにはDragon Festival 1と書かれていた。もしかすると)
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2021年6月5日
逞しくなった鍛治師が店の扉を開けると……
個別ハンドアウトと秘密があるシナリオだったのですが。実のところ、自分の秘密「HO-5 蒼狐の一員」はオープニングでだいたい明らかになってしまっていたので、正直あまり意識していなかったのです。なんか自分のパーソナルゴールで手酌しようという開き直り計画。そしたらクライマックス前に「まぁ、それを知ってるのプレイヤーで、キャラクターは知らないので」とDMが仕切り直してくれて、各PC毎に秘密を明らかにするシーンをいれてくれました。DMグッジョブ!
D&Dではこういう個別シーンをやることが少ないので、新鮮でした。
クライマックス戦闘の方は
今日のD&D。クライマックス戦闘。シナリオアイテムを天に掲げ「この英雄の武器は敵を殴るための道具ではない。皆を奮い立たせるためのシンボルなのだ!」(1回も殴らずに戦闘が終了してしまった顔w
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月5日
だったのですが、これはイニシアティブの妙と以下のハウスルールで、さくさく進む仕様なので問題なし。
ハウスルールは以下とおり。
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2021年6月5日
「インスピレーションは1遭遇に1回以上かせげるようにDMはこころがける」
「ヒーラーがいないのでポーションはボーナス・アクションで飲める」
「モンスターのヒット・ポイントはさまざまな要因からおよそ1/2になっていることがままある。が、その遭遇におけるボスは例外」
あと今回、HFO(ハーフオーク・ファイター・男)のチャンピオンで遊んでみました。
個人的にオンラインセッションでプレイヤー4人は多くないかなぁどうかなぁと思っているところがあって、でもD&DはPC人数多い方が楽しいところもあるしなぁ。だもんでとりあえず自分は、おそらく一番運用がシンプルなチャンピオンをやってみようかなと思った次第です。
遊ぶ前は、チャンピオンはシステムがシンプルすぎて、物足りなく感じたり、飽きたりしないかなと危惧していたのですが。実際に遊んでみるとそんなことはなく。シンプルにプリミティブなダイスロールを楽しみつつ、逆に状況に応じて限られたマニューバーを使用するためにいろいろ考えるところがありつつも、ロールプレイ演出を考える余裕があって楽しかったです。
すいません、正直ちょっとチャンピオン舐めてました。
最後もPC毎の後始末をして、三々五々、英雄たちは街を去っていってシナリオ終了。
円熟のDMハンドリングが光る、楽しいセッションでした。また別の冒険で会いましょう!