TNM「ビースト・キル・ロード」を遊んで

『トーキョー・ナイトメア』、チャクラ厨さんのオリジナルシナリオ「ビースト・キル・ロード」を遊びました。
平日夜分割オンセ。PL3名。前編8/21、後編8/22で計4時間強ぐらい。



参加者

RL:チャクラ厨さん

 今回オリジナルシナリオの初動。これからクオリティを高めていく予定とのことらしいので、ネタバレはさけつつ。
 RLがゲストをきっちり設定して、生き生きとロールプレイをしていたのが印象的で。これやりたかっただろうな!と伝わりました。

クロマク枠/“千夜一夜物語”河渡千夜/カリスマ●、マネキン、クロマク◎/漆妖さん

 女子高生組長。設定されたクォートが「アウトレイジはご覧になりましたか? それではおやすみバカヤロウ!」で、久々に漆さんのキャラが何を言ってるのか分からなかった。笑ったけどw

カタナ枠/”雷々剱”鳴神 凪之丞/カブト●、カタナ◎、カゲ/akiyuki

 上京して絶賛売り出し中の荒事師。これで3回目の登場となる安定稼働。

クグツ枠/大徳寺 紫門(ダイトクジ シモン) /クグツ◎、カゲ、カブトワリ/アンドーさん

 内調って何だろう?という悩みとともに生まれた情報処理官。個人的には政権与党の影響力が強いスパイぐらいで、首相の肝いり案件や支持率が関係しそうな案件に横槍を入れてくる組織かなと考えているのですが、確かにコンセンサスとれてないかも。

セッション

 ネタは近現代の黒社会もの。
 フィクションといっても小説か漫画かアニメかドラマか映画か、またその作風によって幅があるのでコンセンサスをとるのは難しいなと思いました。「静かなるドン」ぐらいかなと思っていたら、「蒼天の拳」ぐらいだったみたいな(裏社会ものかと思っていたら、結構派手だったぐらいのニュアンス)


 好みだったのは登場人物の年齢層が高かったこと。TNM(TNXも)キャストは選ばれた10代ではなく、レベル制ではないので高年齢低レベルぼんくらでもないので、気兼ねなくおっさんおばさんが活躍できるシステムなので、シナリオも子供を子供として扱う方が好みだなぁとか漠然と思っていたりします。


 あと例によって現実の地名が出てくることで、描かれない情景の脳内補完や距離感がつかめて。想像力が膨らむところは面白く(と同時にシナリオ作成者が想定していない想像による違和感も発生するけど)。たとえばA地区レッドエリアから、Y地区ホワイトエリアへ移動よりも、浅草から八重洲と言われた方が土地勘があるとピンとくる感じ(逆に土地勘がないとわかりづらい)。


 などと振り返りつつ。やっぱ『トーキョー・ナイトメア』面白いなぁと思った今年9回目のセッションでした。