『巨人族の逆襲』の導入を考える
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の伝説級キャンペーンシナリオ『シルヴァー・クロークス戦記 巨人族の逆襲』 を買いました。ヤバイです。これです。こーゆーシナリオを待っていたんです。燃えますね!
広大なダンジョンを潜るだけではなく、シナリオにダイナミックな動きがあり、大休憩を取りながら、のんびり攻略しようという気にならない。4版の遭遇制を活用しているんじゃないかと期待させられるシナリオ。*1
燃えてきた。燃えてきたぜー、とホビージャパンのサイトのプレビューまでを読み漁りました。
……。
あいかわらず導入には無頓着です。ちょっとがっかりしました。
オープニングは、モンスターに襲われているNPCを、通りすがりのPCを助けるという設定です。ここまではいいのです。またそのNPCが萌美少女ヒロインでなくてもいいのです。浦島太郎がいじめられているカメを助けるような心構えが求めるのもいいでしょう。しかしそれがもしやモンスター知識判定に成功しないと、見たこともなさそうな、上の画像のような大型種族とは!?
ハードル高いな、おい!
そんなわけで。ちょっと導入を考えてみました。*2
まぁ、もし僕がこのシナリオを遊ぶとしたらというお遊びです。
まず最初の遭遇がプレビューの通りになるのは変えません。変えると面倒です。
次に最初の遭遇に至るまでを、PC毎に個別導入にします。その方がPCの当事者性が高くなり、ひいてはPLの参加のモチベーションがあがり、先々PC間でのドラマ要素があると考えているからです。ほらドラゴンランスでも、PCはそれぞれの思惑を持って旅に出ますし。
PC1:選ばれし者(指揮役)
アージェントに導かれし者。近習はPC1のことを探しにやってきたということにした方が当事者性が高くなると考えました。巻き込まれ型。
PC2:近習(防衛役)
とはいえ。やっぱりあの大型種族を助けようと考えるのはハードルが高いので、その役目をPCにしてしまおうと考えました。またアージェントの事情を知っている人がいた方がその後スムーズに進むんじゃないかと。
PC3:奴隷(撃破役)
モンスターの奴隷として使役されていた、悪役風の伝説級の立ち位置。反逆の機を探していたが、今、PCたちが揃った遭遇がチャンスだと見た。自然界を案内させるために連れられてやってきたという設定で、モンスター側の情報を語らせることが可能になるかと考えました。あとデーモンストーン*3で捕まっているローグが助けられてPCになったから。
PC4:啓示(制御役)
本を読んだか、神託か、占いかでアージェントのこと、またその危機を知るという立ち位置。探究心や好奇心で入ってくる枠。突然ゲートが開かれ、それを潜ると最初の遭遇だった!とか。これもデーモンストーンのウィザードの導入から。
PC5:戦争の噂(自由枠)
巨人族とエレメンタル・クリーチャーに関する戦争の噂の真偽を確かめ、危機がせまっているかどうかを見極めにやってきた枠。やっとシナリオの導入を使ってみたり。
で、まずは最初の遭遇について説明してから、キャラクター紹介とこの遭遇に繋がるオープニングを演出してくださいとプレイヤーに丸投げするのが最近の僕の流行りですw
もし特に演出がなかった場合は、「じゃあ何故そこにいたかはあとでおいおい決めましょう」とか言って*4、とりあえずイニシアティブ判定をして、遭遇を開始します。
結局のところ、遭遇自体は、ほぼシナリオのデータ通りに進めるので、気分の問題なのですが、PCたちは物語に選ばれた登場人物であると強調するのは悪い気はしないんじゃないかと、自分がPLであった場合を想像して書いてみました。
と、だらだらと書いてみたものの。
今は積みゲームが多いので、直近やる予定はないです!
それにまだプレイヤーをやれるかもしれないから、これ以上読まないことを宣言。
まあお楽しみはあとにとっておこう。