D&D4th「ネヴァーウィンターに迫る嵐#8」を遊んで
平日夜ボイスオンセ第24回。「ネヴァーウィンターに迫る嵐」8回目。
セッションは1遭遇で3時間弱。
前回まで
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- D&D4th「ネヴァーウィンターの失われた王冠#14」(最終回)を遊んで - T's Digital Junk!?
参加者
ヴラド、エミル、ジャーダ、ムラマサの4名。
セッション
エルデンを追い、ヘルム砦の塔の最上階へと登る。
嵐が叩きつけられ、落雷の音が鳴り響き、稲妻の光が我々を照らす。
我々は、塔の上でありえないことが起きていたのを目にした。
嵐が塔の上で球体を作って、その中心にはエルデンの妻、カリスがいたのだ。
エルデンはここで嵐を造っていたのではなかった。荒れ狂う嵐を発生させて、その力をこの場で妻に吸収させようとしていたのだ。異様な光景だった。しかしそれは目の錯覚ではなかった。
我々はエルデンに、この不自然な嵐を止めるように言った。この強大な嵐をこのままにしておけば、復興を始めたネヴァーウィンターの街をも破壊するだろう。しかし彼は妻を正気に戻すために、それは止められないと言う。それは既に自らが狂気に陥った男の顔だった。
ならばエミルは、自らが信じる正義のために剣を振り上げるしかなかった。
敵はエルデン、カリス、そしてエルデンが操るカルティリファクス。戦いは死力をふりしぼる激闘となった。カルティリファクスのブレス*1と手数*2、エルデンの電撃の槍*3、カリスの嵐*4 *5。
エミルは死をも覚悟した。グレンに「ムラマサのことは任せた!」と言い放ち*6、盾を投げ捨て塔を駆け登る*7。そして視線の橋に捉えたジャーダに自らの力を託した*8。そして突撃。それは誰にも希望を与えることもない*9、ただ捨て身の一撃だった。そしてその一撃は空を切り、エミルは倒れた*10
再び目を覚ました時は戦いは終わっていた。皆がボロボロだった*11。しかし嵐は止んでいた。エルデンの狂気が生み出した嵐は、彼の死とともに消えたのだろう。彼を死に追いやったことが正しかったかどうか分からない。しかしそうしなければ自分が、そしてもっと多くのものが死んでいただろう。そう考え、自らを納得させることにした。
こうしてヘルム砦は解放され。我々はネヴァーウィンターへ帰路についた。
「ネヴァーウィンターに迫る嵐」完。
そして英雄たちの冒険はつづく!
報酬
D&D4th「ネヴァーウィンターに迫る嵐#8」
- 8レベルの魔法のアイテム → エミルの予定
- 7レベルの魔法のアイテム → ムラマサの予定
- 報奨金1人2000gp
- ネヴァーウィンターの英雄の称号(プライスレス)
今後
今回で「ネヴァーウィンターに迫る嵐」のシナリオは終了。
次回からは、オリジナルシナリオ(同じレベル帯の遭遇に、ネヴァーウィンターの舞台やモチベーション用をつけくわえたもの?)でのセッションが始まる予定です。
とりあえずエミルは真の王冠が欲しいなーと言ったら、DMに「レベル的にまだ早い」と言われましたw どれどれ?(NWCS p.149)。たしかにレベル5(次回レベルアップして6)が持つにはちょっと早いかー。
ま、キャラ的にやりたいことを書いておいて、DMにネタ拾って欲しいな光線を発しておきたいと思いますw
エミルの方針*12
- ネヴァレンバー卿はネバーウィンターに、自らの野望の実現のためとはいえ、私財を投じて街の復興に尽力している。彼に傍若無人で悪辣な行ないがない限り、統治に反対するつもりはない。
- アラゴンダーの息子たちは、街の自治を主張するならば、抵抗運動ではなく、ブラックレイク地区や川岸地区の復興や治安維持から始めるべきだ。その上でネヴァレンバー卿と協力なり交渉をするべきだろう。
- ネヴァーウィンターの正統な統治者の末裔であるエミルは、現在のところ、街の統治権を主張するつもりはない。街の人々は生きるのに必死だ。何度か素性を明らかにしたが誰も耳を傾けられなかった*13。きっと今はその時ではなく、街の復興に実績がない自分が権利を主張しても意味がないのだろう。ただ血筋の栄光と名誉を重んじ、街のために尽力したいと考えている。そのためネヴァーウィンターの英雄の称号を活用して、ネヴァレンバー卿とアラゴンダーの息子を交渉のテーブルにつかせるための活動が出来ればと考えている。
- また祖先の居城ネヴァー城の亡霊を解放、もしくは浄化するのは、一族の誇りを守るための使命ではないかと考えている。また城には一族の輝かしい歴史が遺されているだろう。それを後の世に語り継ぐのも我が使命であろう。