ブレイド・オブ・アルカナ「紡がれしもう一つの血族」を遊んで

せいじゅうろうさんマスターで、『ブレイド・オブ・アルカナ』のキャンペーン「王殺し」の第3話(全4回予定)を遊びました。

セッション

 今回はアントン(とマクシミリアン)の話。1140年。
 キャンペーンが1070年ぐらいから始まっているので、そろそろキャラクターの代替わりも始まります。

  • あるものは城伯夫人のカバーを得たクレアータ
  • あるものは代々フォーゲルヴァイデに仕える影の一族に連なるもの
  • あるものは歳喰わぬ白鳥人

 そして僕は

 ジェレン=若いガゼル。ガゼルようなすらっとした姿の女性。革の鎧を身にまとい、ナイフや弓を操る。
 マクシミリアンが西戒にいった際に結ばれたトラキア貴族の娘に指輪を譲り(結婚の約束をするが果たされず)。マクシミリアンとその娘の間に生まれた子供の家系。自らのルーツを辿るため、トラキアからハイデルランドに訪れる。

 データは the Ringのまま。弱い。変幻自在がウリのロマン生命体。


 ジェレン視点では、先祖亡くなったからハイデルランド来いよと言われて行ってみたら事件に巻き込まれるという話。
 ここで僕のヨクナイPC1ムーヴが炸裂。ぼくPC1だから話の流れに乗ってたらちょっとハッチャケても皆合わせてくれるよね的な。ハンドアウトによるとシナリオヒロイン(男)に無実の罪が着せられるからそれをなんとかするという立ち位置だったので、無実の罪が着せられるまでは、事件に巻き込まれるのや嫌だからさっさと城を逃げ出そうとするムーヴ(と、そこからの逆転)を楽しもうと思っていたのですが。これ城から逃げ出した後の展開大丈夫?とか他PLがGMが相談しはじめて焦りました。ごめん演出意図が不明瞭でしたね。やっちまったふへへ展開。
 最終的にはもちろんコースに戻りましたよよよ。


 あとGMの演出するアントン王が「国の経済を回すために、国が金を市場にばらまく必要がある」とか、意識高いろくろ回す系国王になってて面白かった。でもね、きっとハイデルランドは金本位制だから、札束刷って無い袖は振れないんじゃないかなとか思ったり。まあ、そこらへんも含めて芸術王っぽかったかなぁ。


 エンディングでは予定通り、ジェレンはトラキアに帰り、ソルューシュを生み*1、その後の蛇に蹂躙されるであろう未来を暗示して終了。よし、やりたいこと出来たー。そして指輪は新たなる持ち主のもとへ。


 次回は最終回。オットー王編。
 王殺しの魔人の、アンゼルに仕えたクレアータの、そして指輪の物語が終わる、はず。

*1:という妄想