鵺鏡異聞抄「欲に浸る」を遊んで

 『鵺鏡異聞抄』の明暮演目「欲に浸る」をオンラインで遊びました。
 参加者はGMはpunchlowさん。PLはARHMさんとakiyuki。
 Udonarium+Discordで2時間ぐらい。

セッション前

セッション


(生き汚く、他者から奪って、生きている自分の価値みたいな話を、若狭に問いかける構え)
命運1で天祐0からの3個失敗からのリカバリ(僕はなにもしていない)はほんとドラマチックでした。
なんか最後「助けて…母さん…」とかやってたし。*1


今回の明暮演目ルールは、R&Rで掲載されたのを読んだ時は、シーン数が少なくなってコンパクトになるのはいいけど、業をここまで簡略化して大丈夫かなと漠然と思っていたのですが。
実際遊んでみると、断然こっちのが好みでした。*2

マスタリングとか

 今回遊んだシナリオは、ルールブック掲載のリプレイと同じ(初出はR&Rリプレイ)、でも全然違う感じになるんだろうけど、はたしてどうなることやらと思っていたのですが。そうか!こういう風に遊ぶのかと体感できたセッションでした。


 もともと鵺鏡は、判定の結果が、PCの行動の結果と全く結びつかず、抽象的なセッション評価としか結びつかないという独特のシステムなのですが。Aマホみたいに成功度を積み重ねれば成功に近づくというわけでも、ストーリーが分岐するわけでもなく。


 PCの業(特技みたいなの)は、PCが何が出来るか、ではなくてPCがどのようにストーリーに絡んでいくかの設計図みたいなもので。ダイス取替は、登場人物が作用するための切欠をあたえるという構造?(と感じた


 セッションのストーリーも、1つのお題で1つのシチュエーションをみっちりやるぐらいの切り取り方で、お腹一杯遊べる感じでした。また機会を作って遊んでみたいと思いました。

*1:スターウォーズEP6イメージで

*2:キルデスで、かんたんキルデスやるみたいな。もうこれでいいじゃん的