モノトーンミュージアム「吠え猛る番の獣」を遊んで

平日の夜に神田のDaydreamにて『モノトーンミュージアム』のキャンペーンを遊ぶという会に参加してきました、第1回。


例によって面識のある人がいない中、、募集カレンダーを虎視眈々とチェックしつつ、強く当たってあとは流れでゆくスタイル。

参加者

GM:しょうさん

 精力的にモノミュを回してらっしゃるGM。今回3、5、7レベルと遊ぶオリジナルシナリオキャンペーンの企画を立ち上げたのだった!

PC1:”蒼剣の”ジルベール・メロヴィクス/戦人2・からくり1/akiyuki

 青の国の王子枠。+経験点5点(常備化50点)レギュレーションにより、常備化50点の魔法の剣と、義肢型からくりを装備した、脳筋バカ(さわやか)。


PC2:ハイドレジア・フルブルム/賢者1・職工1・戦人1/うゆまさん(@uyumakusa)

 赤の国の王女枠。知識と魔術の国で、魔術ではなく、からくり兵卒を使いこなすお転婆?もしくはからくりマニア。ときどきヒロイン。

PC3:レイ・フルブルム/不死者1・貴人1・旅人1/マジネコさん

 ハイドレジアの兄。赤の国の第一王子だが、不死者のため、王位継承権を失った。妹を影から支える頼りがいのある、でもちょっぴりキケンな人。元々は従者枠w

PC4:アルフィーズ・ロワゾー/従者2・童子1/セキレイさん(@UMXRBShgZlYYCRL)

 青の国の従者枠。大きなぬいぐるみを背負った小さな見習いメイド。時にドヤ顔で頼りない王子を必死にサポートする幼馴染的存在。《いざ準備は整いました》「ご苦労」、《助太刀》「うむ」、《白馬の王子》「どーれ」

PC5:”誰でもなき”ウーティス/屍人1・其達1・芸術家1/スエノさん(@robatani)

 災厄の先触れと名高い死せる元騎士。現在は棺桶を引く吟遊詩人。棺桶には書きかけの大量の詩の束と紡ぎ手の剣。まごうことなきPC5村村長。事件の核心に絡みつつ、なかなか合流するキッカケがつかめず、ちょっと焦ったw


セッション

 隣り合い、仲がいいようなわるいような、青の国と赤の国。
 年に1回、国境の紫菫の街で行われる、紫の祭での催し物(演劇)のため、青の国の王子と赤の国の王女が協力しようとするが、そこに狂った御標が下る。それは国同士の不仲が生んだ悲劇が原因だった……という話。


 例によって脊髄反射の思いつき、「親父は、赤の国との共同演劇でゴリラをやらされてから(一応悪気はなかった)、赤の国と仲が悪い」とか「赤の王女とは国境の街で出会っているが、お忍び中でお互いの身分は認知していない」とか「義肢つけてくれた謎のからくり師はコッペリウス!?[TR.144]」とかいろいろと拾ってもらったり。


 あと恐ろしいぐらいの高い高ーいのトスを上げてもらって。ウーティスに庇ってもらい、レイにダメージを上げてもらい、ハイドレジアに達成値を上げてもらい、アルフィーズに移動させてもらったり行動させてもらったり。あとは憤怒の一撃を使うだけの簡単なお仕事だお!
 やばいレベルの至れり尽くせりで、なんか反動くるよ、きっと。


 あとモノトーンは、歪み表や兆候表を振るのが楽しいですねー。
 「「境遇:縛られぬ魂」を喪失して、責任感が芽生えます」「ずっと喪失してて!」みたいなw


 そんなこんなでとても楽しいセッションでした。


 次回は成長して5レベルで遊ぶ予定。
 5レベルで遊ぶのは初めてで、とても楽しみです!


 なお平日夜セッションなので。

ヤンキー&ヨグソトース「ガイヤンキーより愛をこめて」を遊んで

異世界ヤンキークトゥルフ邪神ものTRPG『ヤンキー&ヨグソトース』を遊びました。
シナリオは付属シナリオ「ガイヤンキーより愛をこめて」。


面子

GM:ruwindさん

 シナリオの行間(三下NPCセリフ)が見えるニュータイプ

”むっつりスケベ”佐藤龍生/バンカラ/空手/PL:アンドーさん

 バッドヤンキーによって”むっつりスケベ”の噂(二つ名)を流されたグッドヤンキー。もうバッドヤンキー、シメるしかねぇ。

”すぐカッとなる”伏見一斗/オールドヤンキー/ボクシング/PL:高村さん

 留守の間にバッドヤンキーによって学校を滅ぼされたグッドヤンキー。もうバッドヤンキー、ボコるしかねぇ。

”獅子奮迅”千葉渉/ツッパリ/(ズル)かしこい/PL:akiyuki

 仲間と学校行事(盆踊り大会)を盛り上げたが、女子に「やだー昭和っぽい」と陰口を叩かれ、一人で歌って太鼓を叩いて踊ったことにされたグッドヤンキー。バッドヤンキー、誰それ?

セッション

なお


今日の夕食


 ガイつながりでw

余談

トーキョーN◎VA「Beast Within」を遊んで

 同人シナリオ集「TRY-ANGLE」より「Beast Within」を遊びました。

doguraz.hatenablog.com

 覆面強盗団"サファリの女リーダー"ライオン"に集められた、メンバーが"バンク・オブ・ニューフォート"という後ろ暗い背景を持つ銀行に隠された、10,000プラチナム相当のブツの強奪に向かう。血と硝煙のクライムアクション。


※ダブルハンドアウトシナリオ
※元ネタは HDB p.97参照

サプリメントで、新スタイル祭りが始まる前に遊んでおきたかったのです(脳内で MAN WITH A MISSIONを流しつつ

準備


「プラチナムレイダースとはまた趣を変えた」で「と」が抜けてた。ドンマイ。

セッション

 プレイ時間は4時間半ぐらい。
 PL3人だけど、こまめに休憩をとって、のんびりとプレイして、このぐらいの長さが体力、集中力的には、ちょうどいい感じ。最近NOVAならPL3~4人でいいかなー派。


 なおダブルハンドアウトなので、全くもってネタを書くつもりはないのですが。
 テーマはやや人を選ぶし、セッションハンドリングもあまりビギナー向けではなく(RL.PLともに)。
 簡単ではない。でも面白い。カッコイイ。もともとN◎VAってそーゆーゲームじゃん、みたいな。


 (僕も全てのシナリオを読んだり遊んだりしたわけではないけど)公式のいくつかのダブルハンドアウトシナリオとは異なる、新しい角度から攻めているので、ダブルハンドアウトが好きな人は、プレイまたは一読をオススメします。通販でも同人誌の入手は可能です。

【C91新刊】トーキョーNOVAシナリオ集『TRY-ANGLE』 - コミックマーケット91新刊 - TRPG/システム別 |TRPG通販サイトのこかげ書店

参加者

  • ホーク枠/"鷹の目”スコット/クグツ、カブトワリ◎●、カゲ/Nene-Keyさん
  • ハイエナ枠/周防 秋/タタラ●、レッガー◎、カブトワリ/しょーじさん
  • エイプオウル枠/”知恵者”オウル/タタラ●、ニューロ=ニューロ◎/かなやんさん

 カブトワリが2枚、タタラが2枚、テラウェア関係者が2人*1、河渡関連が2人。ニューロが独りで2枚。なにかとシンメトリーを感じる顔ぶれ。


 あとハンドアウトで「キミはエイブ」と書いてあるのに、ハンドルオウルのキャストデータを上げてきた時は「こやつw自由だなwww」と思ったけど、別に大きな支障はなさげなので、それでいくことにしました。イラスト見せながら「これ(猿)いないから」「このサファリ、鳥類多すぎ」とか言いながら。まあ、こんなこと火星じや日常茶飯事さ。

RLの流儀

 実はオフでは初めてのTNXのルーラーだったり。
 そして百戦錬磨のN◎VA者を前に、いくつかの流儀を開示してみたり。

ハンドアウトはPLが読む

 これはいくつかの理由で愛用している小技で。

  • PLは耳で聞くより、自分で声に出して読んだ方が、内容が頭に入る。
  • PLが参加者全員に対して発言する最初の機会になる(かもしれない)ので発声練習のイメージ。あと特にオンセだと声を把握するの大事。(ハンドアウトを読む→必要ならPL紹介→キャスト紹介の流れを想定)
  • なにか書いてあることを読んで、スムーズに発言を切り出した方が、あとの発言が続きやすいかもしれないというマイコミュ症経験則
  • RL(GM)を読むのはだるくなーい?RLはトレーラーを、読むし

 などなどの効用があるかもテクニックです。お試しあれ。

RL手札

  • 1組で遊びます。
  • RLは原則的に手札を持ちません。
  • 通常(カット進行以外)、RLの判定が行なう場合は、山札判定を行います。
  • カット進行の戦闘準備プロセスにて、RLは手札を4枚補充します。カット進行の終了時に、RLは手札を全て捨て札にします。
  • 大抵RLはどんな手札でもそれなりに機能する。
  • 運命の輪が止まっている感じが好きじゃない*2
  • 山札が一回なくなって、捨札をシャッフルして、新山札に淡い期待を抱くところとか好き

情報項目カード&ゲストカード

 みんなで聞き取り写経みたいなのするのが好みではなく。まあ記憶力ないからするんですが。
 でも出来るだけ「見える化」して、もっと別のことに集中したい。具体的にはグダグダとロールプレイだったり演出だったり。
 そのために下準備は惜しまないスタイル。

情報項目

 情報項目は、項目名、技能、目標値を書いた紙片。内容は書かない。PLが紙を読むのに集中して、セッションから離れないようにするため。あと書き写すのメンドー。

ゲスト

 ゲストは、
f:id:akiyuki3:20170807192738p:plain

 こんな感じの紙片に、イラスト頭公式があれはそれを、なければイメージ共有のため流用画像を貼り付け)。

  • ペルソナのスタイルと対応神業(使用したらチェックを入れる)
  • 不明のスタイル(神業)は空欄。明らかになったタイミングで追記していく

 結構いー感じに機能したかと(自画自賛

データ

 僕はどのシステムでも敵データの読み解き(コンボとか装備とか)をしてから、セッションに臨むタイプなのですが。
 今回は特に以下を行いました。

  • ゲスト毎の推奨使用スートを追記(テンパると脳処理速度が落ちるので)。
  • ゲスト毎の推奨ターゲットを追記(とりあえずモチベーションとして誰を狙うかを決めうちしておく。その上でセッション内で防御役とか配慮をしながら処理する)
  • 特技にスタイルを追記(判定でスタイルが明らかになっていく過程は好きだけと、全特技を把握するほど遊びこんでない。だからこの判定でスタイルが判明したことをRLからPLに明示するため(上記ゲストカードに書き込んでいく)に、例えば「加速装置(タタラ)」とか書いておく。

トループデータ

 今回のシナリオでは必要なかったのですが。
 トループデータを、ルールブックのnページ参照はキツイですね。
 プレイアビリティ低下は、セッションひいてはシステムの満足度低下につながると(勝手に)考えていたりしました。対策としてとりあえず該当ページをコピったりしていますが。本当はシナリオに記載してほしいなー。D&Dみたいに。ページ数?しらんがな。増えるといくら値段あがるん(汚人の顔
*3

最後に

 N◎VAは、シナリオが多数提供されていて、同人まで手を広げるとさらに途方もなくなるのですが、アンテナを広げると、こーゆーすごいのがあって。ますますシナリオを作らなくていいなーとか思ったりしましたw

*1:そういえば「カッコウ」が起業したルテチアは、テラウェアに買収されてる

*2:RLの手札にジョーカーとエースが2枚来たら、RLは判定を強要されることはほぼないので、カット進行まで手札が固まったり

*3:余談ですが。RL(GM)がページをめくっている時に、間を持たせようとして、適当なことを話し始めらたら、RL(GM)が手を止めてそれに乗ってきてくれて、いや、そーゆー意図じゃないんだよ。手を止めないでと思ったことが多々あり。でも意図を言わないのに伝わらないのは仕方がないので、最近はなるべく黙って待つことにしています

鵺鏡オンリーコンベンション〜紡ぎ歌 幕間〜で遊んで

買ったけど遊んだことないシステムシリーズ第n弾。*1
オンリーコンベンションに参加するの巻。

なお参加者に知り合いはいない。
後日知らないおっさんが飛び込みとか怖ええな。申し訳ないという気もしてきたけど、まぁおっさんだから仕方がない。
そして参加した卓は全員おっさん卓*2だったw(ちょっと落ち着いた顔で*3

コンベンション概要


システム感想


セッション感想


出だしは清姫たんとなんか交流するかと思ってたので、いきなりバトルモードで展開の速さに乗り遅れた感(がくり

実はの事前準備


さすがにPC甲(いわゆるPC1)は人間の方がいいんじゃないかと思って自粛して、妻子持ちにしてみた(

小道具

  • 専用スリーブケース(1シートにカード化した業データカードが6枚入る)
  • セッションシート的なものを立てかけて見やすくするスタンド*4

ぱねぇ……。


いちのせさんが使っていた、折りたためるブックスタンドは、なんかカッコよかった。


またオンリーコンあったら参加したいな!
鵺鏡楽しかった!

*1:なお今年遊ぶ15システム目

*2:GMはいぬふくさん

*3:なお会場はおっさんだけでなく多くの浴衣女子や着物おじさん男子で賑わっていました

*4:GMもやっていたので、コンベマスターにはスタンダードメソッドなのかもしれない

『デッドラインヒーローズ』「DEADMAX」を遊んで

 『デッドラインヒーローズ』のオンラインセッション。
 何回かGMをしたことがないボクが、PLをやってみたーいと騒いだところ、漆妖(@urusinoayakasi)さんがGMをやってくれることになりました。すばらっ。


 シナリオはDLのぶ(@Kagome_Egg)さんが作成して、ネットで公開しているシナリオ「DEADMAX」。『マッドマックス怒りのデスロード』を彷彿とさせつつ、鳥取の広大な砂漠を舞台としたツカミが最高の1本です。

corbitt.sakura.ne.jp


 セッションは例によって平日夜。7/18と7/20の2夜に分割して遊びました。計約4時間。

参加者

GM:漆妖さん

 NPCのネタ画像を準備して披露するのが楽しそうなGM。いや細やかな準備が光ってました。

PC1:キャプテン・トットリ/ハービンジャー/akiyuki


PC2:ヴァルキリー/サイオン/しいさん(@ihlove2317)

 フェリオサイメージでキャラクターを作ってきたら、PC1はあんなだし、GMが張るNPC画像は北斗の拳だし、どーゆーことよ!wと憤るPL。
 謎のトット推し旋風が拡散する中、「大切な人」を、これから県外に嫁ぐ妹に設定。しかもセッション進行上の決断で、PLとしては別に他のPLの希望に沿ってもいいけど、PCは難しいという場面で、そのNPC妹に、自PCを説得させるという、マーベラスなプレイング。あの時、ベテラン風がびゅーびゅー吹いて、マフラーを棚引かせているのが、ボクの脳内で見えました。

PC3:ハンド・オヴ・グローリィ/テクノマンサー/ろばたにさん(@robatani)

 結婚するはずだった恋人を殺された復讐者(ボクの脳内ではキルビルのテーマが流れた)。手を失い、代わりにアーティファクトの義手を手に入れた。テクノロジーでありつつ若干オカルティックというか神話的でカッコイイ(
 そんなカッコイイPC造形に、GMが恋人として張った画像は「サンシャイン(キン肉マン)」。ボクだったら「…少し…頭冷やそうか?」とGMと相談入るところを、さらっと拾ってセッション進めるあたりに、リアクション強度の高さを感じさせられました。

セッション

第1夜




第2夜




ロールプレイも戦闘も楽しかったです!



それから。とても楽しかったので勢い余ってシナリオ作者さんに感想を送ってしまいました。

『ロストロイヤル』「アヴァロンに咲く花」を遊んで

 『ロストロイヤル』のキャンペーン第5回目のセッション

 今年の初めに始めたキャンペーン。順調にプレイ回数を重ねて、あっという間に最終回。途中でルールが大幅に変わったり、ざっくりルール運用を間違ってPCに瞬殺されたりといろいろありましたw
 しかし終わりよければすべてよし!?


セッション

予告

 嗚呼、もはや何も言うまい。
 魔族が跳梁跋扈し、死せる大地が拡がる、混迷の島ログレス。
 だが、それでも人々は、明日への希望を抱き、今日を生きる。
 ただ前を向き、ただ未来(さき)を目指す。


 『ロストロイヤル』エピソード4
 すべては主の御心のままに
 栄光あれ

シナリオスペック

エピソード:4
シナリオタイプ:決戦シナリオ(兼儀式シナリオ)
時間:1(対話シーン1回+番外シーン1回)
※本シナリオでは、上記に加えて「会戦シーン(後述)」1回を追加する。

状況

  • 主君モイラ一行は、白の魔王バールゼルの討伐、そして王国奪還のため、旧アヴァロンの首都ローザンベルを目指す。
  • 正王国のイスカール、パールシィと新王国の群咲(むらさき)の王国の援軍と共に陸路を往く。
  • ザレスト城塞国の援軍は時期を合わせて海から挟撃する完璧な計画だ。
  • 龍の助力を得る聖杯の儀式を完成させるための「立秋(ルナサ)」の風は未だ吹かない。いつ吹くかもわからない。だが冬が来る前には吹くはずだ。

・しかし戦いが長引き、冬を越すようなことがあると、食料が足りなくなる。咒林妖精の蔦魔術を用いて大地を祝福すれば収穫は増えるが、同時に漆黒の死せる大地が拡がるだろう。

宣言ハンドアウト

命題A:「聖杯の儀式をアヴァロンで行なう」
  • 理由A-1:主君の自らの危険を顧みぬ覚悟を尊重すべき、兵は拙速を尊ぶ。
  • 理由A-2:冬が来る前に戦いが終わらねば敗北に等しい。この戦いは国のためであり民のためである。
命題B:「聖杯の儀式を行なってからアヴァロンへ向かう」
  • 理由B-1:主君を危険に晒すは騎士の不忠。たとえ国を奪還しても、主君を失ってしまっては仕方がない。
  • 理由B-2:魔族の力を侮ってはならない。確実に敵を滅ぼすためには万全を期す必要がある。たとえ多くの犠牲を払ってでも。


# 理由についてはPLが自由に改変しても構いません。

命題A:終末フェイズ開始時に、主君は「仲間の喪失表(1d6)」をロールして効果を適用する。
命題B:戦闘フェイズ開始時に、仲間全員は各々「仲間の喪失表(1d6)」をロールして効果を適用する。

カレンダー

3月:最後の贈り物
3月:晩冬の岐路(冬)
4月:惜別の茜(春)
5~6月:同盟会議(夏)
7~10月:陸路侵攻 【前回シナリオ結果】
10月末:アヴァロンに咲く花(秋) 【本シナリオ開始時】

舞台表(アヴァロンへの征路)

1:魔族の襲撃によって滅びた村
2:紫色の霧が行く手を遮る、歪みの森
3:赤黒く汚れ、腐臭をまき散らす川
4:騎士が雄々しく散った戦場跡
5:白い花が狂い咲きする田畑
6:首のない白い巨人と魔族の進軍

シナリオの舞台の特徴 『アバタールハイ』p.217

戦場跡:魔族側は【狂気】を3点獲得。
戦の影:魔将は罪の果実をプラス1。
死の影:魔族側の血路支配がプラス1。

会戦シーン(会戦判定・難易度6) (難易度は7か8でもよかったかもしれない)

  • 概要:軍隊規模の魔族との遭遇戦を行なう。
  • 効果:会戦判定に成功した場合は、任意の魔族特殊部隊を1つをゲームから除去する。
  • 特殊:会戦判定後、以下を実施して、達成値を+1してもよい(効果重複)

・任意の【仲間】を喪失する。
・自身の任意の戦力を×にする(既に×がついている戦力は選択不可)。

仲間の喪失表

アバタールハイ』9.03 仲間の喪失[p.177]の「戦死、あるいは生存の見込みの薄い行方不明」の効果を以下のランダム表の通りに変更します。

仲間の喪失表(1d6)

1:何も失わない(運命の女神が微笑んだ)。
2:忠誠心や信頼を失う。
3:体の一部を失う。
4:記憶や感情を失う。
5;行方を失う。
6:命を失う

特殊部隊(8)

1.魔狼(ダイアウルフ)[LR p.228]
2.端女(シルキー)[LR p.229]
3.百鬼夜行(デスパレード)[LR p.230]
4.空飛ぶ何か(ポルターガイスト)[AH p.240]
5.墓守(アンダーテイカー)[AH p.241]
6.持たれ首(デュラハーン)[AH p.241]
7.早魃軍(かんばつぐん)(インフェルノ)[AH p.242]
8.戦鬼(オウガ)[AH p.242]

魔王アクション表

1:皮肉に口元を歪める/[戦]厄災[AH.231]
2:悲しげに目を伏せる/[戦]鬼襲[AH.231]
3:いらだたしげに白い髪をかき上げ、ため息をつく/[獣]時を喰らう獣[AH.232]
4:「かわいそうに。魔族ではなく、悪神と戦っていることに気づかないなんて!ごめんよ。ごめんよ。君たちは死ぬんだよ!」/[獣]絶叫[AH.232]
5:王や騎士や民たちの死にざまを語る/[死]墓荒らし[AH.233]
6:騎士の足元に、白く美しく、ただし生気に欠けた花を生やす/[死]葬送[AH.233]


とりあえず1回(自分としては)王道キャンペーンを通しで遊ぶことができて満足満足です。
毎回展開をPLに丸投げして、脳内のぼんやりとした事前イメージに沿って、リアクションでセッションを進行させていくという遊び方をしたのですが。自分的には昔ながらでありつつも、なんか新しく。毎回刺激的でそしてラクチンなセッションでした。手抜きではない、と思うw


あと特にカッコよくまとめようとするわけでもなく、イイ話にまとめようとしたわけでもないのですが。それが逆にPLの不安を煽ったのか、もちろん安心のメンツにも恵まれていることもあり、GMが適度にいい加減にPLを信頼すれば、おのずといい結果にたどり着くだろうという根拠がない自信を最終的に抱くに至ったりもしました。これでいいんじゃね?みたいな。今回たまたまで錯覚かもしれませんがw

酔っ払い番外編メモ

文ストN◎VAを遊んで