モノトーンミュージアム・ヴィオラ最終幕「硝子の魔王と菫の勇者たち」を遊んで

平日の夜に神田のDaydreamにて『モノトーンミュージアム』のキャンペーンを遊ぶという会、第4回。最終回。

セッション

 世界は硝子と化し、色彩は曇白に染まっていく。
 しかし紡ぎ手たちの「可能性」は龍と化し、魔王の元へと運ぶ*1
 龍の背の上で掲げられ棚引く、青の国の旗と、赤の国の旗で、世界の色彩を取り戻しながら。*2
 そして激闘の末、魔王は倒れ、二つの国の物語は終わり。一つの国の物語が始まる。


 キャラクター作成会1回+セッション4回で計5回。
 キャラクターレベルも未踏の領域8レベル。
 8月ぐらいからの3か月弱の短期間にぎゅっと凝縮された濃厚なキャンペーンでした。そこには(僕の中ではどちらかというと)マイナーシステムである『モノトーンミュージアム』*3を好きな人が集まり、皆がセッション内世界やキャラクターのことを考え、遊ぶという贅沢な空間でした。
 特にGMのしょうさん。モノトーン好きすぎ!w


 あと平日夜のDayDreamでのセッションは、多めに見積もっても4時間なので、セッションハンドリングは、プライベートなセッションとは異なる感覚が必要だと思ったり。公式イベントのハンドリングともちょっと違う時間感覚が必要な感じ?


 最後にGMからのキャンペーンのネタ晴らし。
 個人的には2セッション目からキーパーソンはうっすらと先読みして、ストーリーからのネタフリを待つか、もしくはこっちからどうやって絡もうかと、心の中でオトナの余裕をかましていたのですがw


 この「魔王」*4のストーリーは、GMのプレイヤーキャラクターの前日譚なんです、と聞いたときの衝撃ときたら!!!


 でもまぁ衝撃的でしたけど、いつか左の地で別の形で出会うかもしれませんね、という世界は広く繋がっている感覚は大事だなと改めて感じさせられました。


 それにしても楽しいキャンペーンでした!

*1:PCたちと軍馬とからくりたくさんと共に

*2:《戦人の名乗り》で旗を掲げ→歪み表で「色彩喪失」→歪みを引き受ける演出の流れ

*3:個人的には今年一番遊んでいるシステムだけど

*4:キャンペーンボス