『ドラクルージュ』「真白き戦場に逢い見て」を遊んで

ラクルージュ持ち回りセッション会。オンセ。
7/7と7/14の分割プレイ。
第3回のDRは名掛さん。自作シナリオ。



『サングトラヴェリア』p.78掲載のストーリア「冬の国」の”冬の会戦”を題材にしたお話。
アヴァローム騎士たちは、年に1度やってくる冬の軍勢と戦をするという、妖精に近しいものたちに相応しい幻想的な設定。イイですね!

参加者

DR:名掛さん

 確固とした設定と、漏れ溢れるNPCへの愛。自分にはないピュアなゲーム愛が眩しい。そして卓修羅。

"さまよえる風"ラグエル/ストリガ・流浪/funeさん

 出だしはこれ大丈夫かなと心配になるぐらいに卑屈な異端が、他者に認められることによって、自身の足場を固め、最終的に羽ばたいていく。PC1請負PLのワザマエ。

"微笑卿"ソンレイル・エルトワルズ・フォン・アヴァローム/アヴァローム(一角獣)・遍歴(鳥翼)/akiyuki

月紅卿メレディエラ・A・ベイン・フォン・ドラク/ドラク(龍頭)領主(王冠)/nさん

幼女領主み三たび。意外とフットワークが軽い諸国漫遊キャラ。今回は最初から本名を名乗ったので謎の淑女ではなかった。長生きしているので、長生きしている人は大抵トモダチ。yeah(

セッション

  • 題材とNPCをしっかり決めれば、あとはシステムとキャラクターたちがセッションの幕引きまで引っ張ってくる感を使いこなしているシナリオ。
  • 【苦境】ルールは初めて使ったかも。
  • [行い]も嫌らしくて、(DRとしては)いい感じ。
  • こういうセッションをやる度に、ちゃんとストーリアを読み返したいと思いつつ、手付かずのまま次のセッションに突入する、いつものパターン。
  • 次回のことはさておき、まずは今回のセッションが楽しかったのならば、それでいいのだ!

その他

  • これはいつか自分がDRする機会があったらやりたい。
  • 幕間の絆変更は、表舞台で表現しきれないロールプレイの補完で、他者にストレートに意図が伝わりやすい部分なので、もうちょっと幅を広げてもいいんじゃないかと思っていたり。

(と、折角デザイナーが遊びやすく絞ったデザインを、素人が無計画拡大工事していく様

  • 存在点のバランスは難しく。今回クライマックスが、ボス30点越え+20点弱×2人が設定された時、自分としてはボスを倒したら、あとは上から目線で泣きを入れて、なんとか事なきを得ようとか姑息なことを考えていたのですが、がっつり削りきりましたね。驚き
  • 4ラウンドの初手番まで。システム的にはバランスもしっかり。
  • ただ個人的には、ドラクルージュは、ラウンド数を重ねても何か新しいことが出来るわけではなく、同じことの繰り返しになりがちなので、2ラウンドぐらいで終わってもいいんじゃないかなと思うけど、それだと常の幕や戦の幕と同じなので、システム的には3~4ラウンドが想定されているのかと勝手に邪推。

怪物誌

さらなるその他

  • 『ドラクルージュ』は異端が大量拡張されたことによって、常夜国で「騎士でも遊べる」TRPGぐらいになってきてるわけですが。いっそ「伝説級の民」みたいなので遊んでみたい気も。