『ブラッドパス』「因果」を遊んで

『ブラッドパス』の拡張ワールドブック「ジェノサイド・サーカス」掲載のキャンペーンシナリオ「夕獄のガデンツァ」第1話「因果」を遊びました。


自分がプレイヤーとして遊んだ「赤夜のロンド」が面白かったし、システムもお気に入りなので、前回とは違うプレイヤーを集めて、自分でGMをしてみようと思ったわけです。

準備

PC

まずは第0回としてPC作成から開始。自分的には昨今ない入れ込みよう。


(なおあとでサンプルキャンペーンCがこのタテツケであること気づいた)


このキャンペーンはPCの傷号(いわゆる?特殊因果律)が指定されているのも特徴。

プレイヤーキャラクター

人間:新館 銭右衛門/義士/戦衛/PLたんたんさん

>推奨傷号:鎖牢の彷徨者(ざろうのほうこうしゃ)(P48)
新撰組の一員だった。函館戦争の中、仲間を失う事に耐えられず契約し不死者となる」。177才。

吸血鬼:エキドナ/源祖/群団/PL泥酔さん

>推奨傷号:イレリアの埋葬騎士(P58)
「古代より多くの貴種、輝獣を生み出し夜を支配した」怪物。騎士団の長に勧誘され、その誘いを受け入れたが…。約5000才。

人間「自分は100年以上生きているわけだが」
吸血鬼「わたしは5000年以上だが」
スケールが大きすぎるマウントの取り合い発生www

セッション


喪失「怒り」なので、第1話の最初は「怒り」をまだ持っていて、それを失っていく過程とか。


進行システムがしっかりしているので、多少イレギュラーなことをしても、まったくグダらず。「因果」のシナリオを進めつつ、血盟結成話から、血契の誓詞(p.194)の読み上げつつ、はじめての吸血まで、みっちり出来ました。


あと今回のボス2人の背景がなかなかエグくて、そこらへんを死の間際にカットインして演出するのは楽しかったです。これもしかして今すごく今っぽいエモさじゃない?とか勝手に盛り上がっていました。が、そういう表現するあたりが、おっさんっぽいですねw


第2話も楽しみです。

『ブラッドパス』「夜の終わり」を遊んで

『ブラッドパス』の拡張ワールドブック「ジェノサイド・サーカス」掲載のキャンペーンシナリオ「赤夜のロンド」第4話最終回「夜の終わり」を遊びました。

セッション



最終回。すべてを終わらせ、夜が明けた。
全体的にやりたいことを、全部やらせてもらった、キャンペーンでした。
突然引きこもったり、突然血盟の発展的解散を提案してみたり。
もっと本筋は出てくるNPCの背景に感情移入する流れだったのかなと思いつつも、終始自分にしか興味がなかったというか、ぎりぎり相棒までが目が届く範囲だったかなぁ。


と同時に長くTRPGを遊んでいるのに、視野が広がらないものだなぁとか、今っぽいキャラを立ててみたつもりだけど、自PCに感情移入するのは得意じゃないなあとか。セッションの進行スピードの維持の仕方とか(だいたい1話2時間半でした)。細かい発見もいろいろありました。


というかよく考えると、ストーリー展開を意識したキャンペーンは久々でした。8月に終わったTNM SSSが最後かな。
やっぱりキャンペーンは面白い。TRPGは面白いぜ!


とかエオルゼアから現界したヒカセンは思ったりしたのでした。
つづく。

『ブラッドパス』「誰がために」を遊んで

『ブラッドパス』の拡張ワールドブック「ジェノサイド・サーカス」掲載のキャンペーンシナリオ「赤夜のロンド」第3話「誰がために」を遊びました。

セッション



うーん。自分、かなり面子に甘えてかなり好き勝手やって、調子ノってる感ありますね。
しかし坂道を転がり始めた石は止まらない。勢いに身を任せ、とりあえず走り切ろう。
あとのことはそれからだ。


ぶっちゃけ適度に盛りやすいんですよね。システムとしてもシナリオとしても。なんでだろうなぁ。
あとキャラクターデータとしては4回も遊ぶとそろそろ天井が見えてきた感。
というか初期作成時点で表現力としてもゲームとしても完成度高いからなぁ。
でも練度5以上用、8以上用、10以上用とか追加データが用意されているところもぬかりない。恐ろしい。


最終回はどのようなところに落とすか、数パターンを妄想しつつ、そしてセッションの流れで全然明後日の方向に進むかもしれない。
次回も楽しみです。

『ケダモノオペラ』を遊んで


ニッチなテーマだけど、ユニーク。攻めてる感。



ちょっと変わったケダモノ(クラスみたいなの)を遊ぶ。
ケダモノを選ぶと、ランダム表を振ったり振らなかったりで、さっくりデータが出来る。
当日わいわいキャラクターを作るのがいい感じ。



失敗を選択するという要素は珍しい?



よって今流行の?うちよそ系ではない。でも今っぽく感じた老。



部屋が超便利すぎる。現役で多種なシステムをオンセしているデザイナーならでは。


なお本内容は、著者提示のガイドラインに基づいて書いています。関係者リークとかじゃないデス。
そんなわけで、他にもテストプレイは行われているらしいので、twitterで「ケダモノオペラ」で検索したら、他の方の解説や感想が読めると思います。

『ブラッドパス』「血の歌姫に喝采を」を遊んで

『ブラッドパス』の拡張ワールドブック「ジェノサイド・サーカス」掲載のキャンペーンシナリオ「赤夜のロンド」第2話「血の歌姫に喝采を」を遊びました。

セッション前


いちに手札、にに手札。

セッション


これで2話目!?という展開スピード。
『ジェノサイド・サーカス』ヤバイな(語彙力低下
扱うデータは少ないし、傷号は僕の大好きなブレカナ特殊因果律みたいだし、いいシステムだなー。好き。

『ブラッドパス』「道化師は嗤う」を遊んで

『ブラッドパス』の拡張ワールドブック「ジェノサイド・サーカス」掲載のキャンペーンシナリオ「赤夜のロンド」第1話「道化師は嗤う」を遊びました。
GMはpunchlowさん。吸血鬼が自分で、人間がチャクラ厨さん。


古来からサーカスには不思議な怪しさを感じたりしませんか。
これって昭和脳かな。子供の頃に読んだ江戸川乱歩の影響か。それとももう少し大きくなったから読んだ栗本薫の影響か。
昨今だと黒執事ノアの方舟サーカス編とかあったじゃないですか。全然昨今じゃないか。あのアニメのオープニング好きなんですよね。
そんなわけで奇劇団が出てくるキャンペーンというだけでワクワクしますね。

キャラクター

北四辻奏(きたよつじ・かなで):吸血鬼/夜者/奏者/傷号「赤災の亡霊」

"九天凶手"林暁麗:人間/求道/術者/傷号「武器千手」

元八刃会の戦闘道士。平穏な日常を手に入れた時、赤災の夜に巻き込まれた。

セッション

相方が武器千手(たくさん武器持ち)で、九天の術技というを設定していたのですが。
自分と相方の共同攻撃「絶命共撃(ナイトレイド)」で、「九天の術技、零式」*1とかどうですかね?とか言ったのは悪ノリでしたwww
自分のリソース「絶命共撃(ナイトレイド)」で、他人のリソース(設定)にちょっかいを出すのよくないね!(反省


次回は『血の歌姫に喝采を』
自分が吸血鬼になるきっかけとなった、奇劇団の歌姫と対峙する話。
全4話だからか?展開早いな!

*1:一式から九式まで設定されていた

『鵺鏡異聞抄』「これもあがむる神のうち」を遊んで

『鵺鏡異聞抄』の明暮演目「これもあがむる神のうち」をオンラインで遊びました。
参加者はGMはARHMさん*1。PLはfuneさん*2、クロウタさん*3とakiyuki。

そして久々の、というか2回目のプレイ、『鵺鏡』を含めても3回目のプレイなのですが。
ひと通りサプリメントを揃えちゃっているぐらい、結構好きなのです。

プレイ前にあらためてルールを流し読みましたが、
前に遊んだ時の印象もだいたい同じ感じでした。さすが過去の自分とは気が合うな!w
akiyuki3.hatenablog.com

参加者

GM:ARHMさん

 相変わらずの、しっかり準備、さくさく進行のハイクオリティ。頭が下がります。
 あと今回、このシステムはシナリオ選択の時点で、GMの趣味趣向が色濃く表れるなぁと思いました。

甲枠:托(たく):聖/孤児/依童:funeさん

 生まれながらにすべての幸福を享受することを定められた童子
 《神楽舞い》の仕込みと解釈にはやられたと思いました。

乙枠:常遠(つねと):僧正/行者/孤高:akiyuki

 山で修行する行者。道を見出すため修行に精を出すが、己に言い訳をするのが得意。
 虎視眈々とずっと《鬼手仏心》で誰を殴るかなぁとか考えてました。後半覚醒が急展開だったのはご愛敬ということで…。

丁枠:得劫(えごう):僧正/奸臣/聖:クロウタさん

 権謀術数の世界で生きながら、この世を救うことのできる何かを追い求めている僧侶。
 《卑劣感》からの《大悟》はキレイでした。毒々しい道標を見事に浄化してのが印象的でした。

セッション

PCは3人ですが聖2,僧正2被り。
出てくる客分(NPC)も、頼豪(ネズミ姿の高僧)と若狭比丘尼(人魚肉イーター)ということで宗教色が強く。
それぐらい仏の道の話で、バトルとか一切ないんだけど、魂がぶつかりあう緊張感はあり。

やはりこのシステムの、ストーリーをコンパクトに、そしてフレキシブルに展開して、そして収束させるパワーは独特で圧倒的だなと感じました。
これ本当に遊んで体感しないとよく分からない、リプレイを読んでも(体感するほどには)よく分からないという不思議システムなんですよね。

とにかく楽しいセッションでした!
貴重なプレイ機会に誘っていただきどうもありがとうでした。

*1:お久しぶりです

*2:お久しぶりです

*3:ハジメマシテ