21日毎パワー#25:大戦」を遊んで
4eキャンペーン。レベル25の巻。
今回はこいでさんがDMです。前回のジオラママップの記憶もあり期待が高まり胸が熱くなります。
前回まで
- D&D4th「21日毎パワー#24:善悪(たいけつ)」を遊んで - T's Digital Junk!? 【DM回】
- D&D4th「21日毎パワー#23:石樹」を遊んで - T's Digital Junk!?
- D&D4th「21日毎パワー#21:後継」を遊んで - T's Digital Junk!?
- D&D4th「21日毎パワー#19:聖邪」を遊んで - T's Digital Junk!?
- D&D4th「21日毎パワー#16:欺瞞」を遊んで - T's Digital Junk!?
- 21日毎パワー#15 - T's Digital Junk!?
- 21日毎パワー#14 - T's Digital Junk!?
- 21日毎パワー#13 - T's Digital Junk!?
- 21日毎パワー#12 - T's Digital Junk!?
- 21日毎パワー#8 - T's Digital Junk!? 【DM回】
- 21日毎パワー#8にむけて - T's Digital Junk!? 【DM準備】
- 21日毎パワー#7 - T's Digital Junk!?
- 21日毎パワー#6 - T's Digital Junk!?
- 21日毎パワー#2 - T's Digital Junk!?
- 21日毎パワー#1 - T's Digital Junk!?
参加者
- アルタイオス/ドラゴンボーン・ファイター(防衛)【ゲスト参加】
- ドグマ/ドラゴンボーン・ソーサラー(撃破/制御)
- ビオ/ヒューマン・バード(指揮)
- ランドック/ドラゴンボーン・ファイター(防衛)
ドラゴンボーンばかり?ファイターが2人?
我々は神話級なんだよ。こまけえことはいいんだよ!*1
セッション
導入
物語はいつものように扉の街シギルのボロボロ狼亭から始まる。
そこに運命に導かれ、1人の戦士が現われた。アルタイオス、グレイブ(薙刀)を携えたドラゴンボーンの偉丈夫だ。バハムートとイオの神格を胸に秘めているらしい。ランドックは、ドグマに続き、3人目のドラゴンボーンに、やはりドラゴンボーンは優れた種で、だからこそ過去アルコシア帝国は栄えたのかもしれないと人心地した。
そこにエローラからの使いがやってきた。今、彼女たちは「使命」に導かれ、いずこかの世界で「役割」を果たしているはずだ。一体何事か?といぶかしむと、どうやら彼女たちは色々と難儀しているらしく、我々に助けを求めてきた。もちろん我々の答えに否はない。そして新たに集ったアルタイオスにも助力を求めた。行くか。行こう。そういうことになった。
- 幕間
DMにマップを準備するので、席を外すように言われるw
僕は店内の商品を物色して、『ダブルクロス』のサプリメント「オーバークロック」を購入したのだった。
第1遭遇
ゲートを越えると、そこは争いの真っただ中だった。ゴブリン、オーク等々の大群が街で暴れている。状況は混乱しているが、そんなことは我々にとって日常茶飯事、珍しくもない。ビオが歌い、ランドックとアルタイオスが蛮族たちを子供のようにあしらい、ドグマが高らかに吠え敵の士気を削いだ。
蛮族を退けた我々の前に、一人の男が現われた。奴の名はゴットフ。拝死教団の信奉者らしい。
奴は建物の屋根の上から我々を見下ろし、一方的に宣戦布告をした後、姿を消した。
- 舞台裏
この遭遇は技能チャレンジによって解決した非戦闘遭遇です。
技能チャレンジでこのジオラマ!?ナンデ?ドーシテ? 贅沢すぎます。
第2遭遇
エローラに聞いたところによると、ウォーロードのエローラの全軍指揮のもと、先にこの世界に赴いた仲間たちが各部隊を率いて善戦している。しかし争い乃戦線が広がり過ぎて手に負えない状況になりつつあるという。
そこで我々は、突如現れたという要塞を陥落させるべく行動を起こした。我々が率いるべき軍隊はなく、たった4名だけのミッションだが問題はない。戦いは数ではない、覚悟でするものだからだ!
我々が要塞に向かうと、平原で前方から現れたジャイアントたちと遭遇する。無駄に争っている場合ではない。我々は身を隠してやりすごそうとすると、後ろから大きな音を立てて、山のように巨大なナニカがやってきた。おお、イオよ!あれはなんだ。まるで要塞ではないか。そう、要塞は突然現れたのではない。移動する要塞だったのだ!
驚愕する我々の前で移動要塞は止まり、その巨大な砲を発射した。放たれた光の放流は、はるか遠くにあった山一つの存在を無と化した。なんということだ!
これ以上あの砲を撃たせるわけにはいかない。なんとしても、この移動要塞を止めるのだ。我々は空に飛び上がり*2、移動要塞の上部に取りついた。
鎧袖一触*3。移動要塞上部での戦いもほどほどに内部に潜入する。*4
一番上の層には階段だけがあり*5、早速次の層へと向かう。*6
さらに下の層に降り、移動要塞の制御室に辿りつく。そこにはリッチやラークシャサたちが我々の前に立ちふさがる。
しかしランドックが先陣を切り、アルタイオスが敵を集め、ドグマが必殺技で朦朧とさせる。ビオが辿りついた頃には、戦場は我々有利に傾いていた。
- 舞台裏
最初、緑一面のマップにジャイアントたちが現われ、あれ?中間バトルはあっさりマップなのかな?と思わせておいたところに、この移動要塞。しかもまさかの3層構造! なんてことしてくれはるんやー。
なおDMは本遭遇で満喫したらしく、置き場にも困るらしいので、この移動要塞(発泡スチロール製)を松本さんにプレゼントしていました。なので同氏と遊ぶ機会がある人は、いつかこの移動要塞が再び現れるかもしれません。ご期待あれ!
- 幕間
DMにマップを準備するので、再び席を外すように言われるw
僕は店内の商品を物色して、新たに入荷していた『ブラッドムーン』と『カードランカー』のリプレイを購入したのだった。
第3遭遇
移動要塞は陥落した。今度はこの要塞を使って反撃に転じようとするも、敵指揮官の死とともに動力源が失われ、我々に動かすことはできなかった。
そして要塞は落ちたものの、戦況はよくならない。次元の狭間から敵が続々と現われていたのだ。ならば我々がとるべき道はただひとつ。吶喊だ!
次元の狭間を越えると、そこに祭壇があった。祭壇からはとめどもなく、まるで濁った血のように滾る赤い溶岩が流れ出していた。
そして傍らを見回すと、つい先程まで一緒にいた仲間たちがいない。どうやら別々の場所に転送されたようだ。*7
そこに現れたのはゴッドフ。彼は自らの体をコロッサスと化し、配下の人造ガーディアン4体とともに最後の決戦に挑んできた。
彼らの高い防御値、各種耐性、大ダメージ、そして敵を朦朧とさせる攻撃にランドックは大いに苦しめられる*8。しかし最後にはビオの指示で攻撃した伏せ状態からの必殺アッパー*9が綺麗に決まり、ゴッドフの野望に終止符を打ったのだった。
そして我々は祭壇の動力源を止め*11
緊急脱出ゲートを見つけ出し、次元の狭間から脱出を果たしたのだった。
我々は戦いに勝利したのだ!
そして伝説は神話となる。
感想
自分がミニチュアやジオラマに凝らない(というか凝れない)、どちらかというとゲーム的なギミックや分かりやすさ(視認性)を意識するタイプのDMなので、こういう立体物アリアリのセッションにはただただ感服するばかりです。しかもただジオラマが凝ってるだけでなく、1つ1つにネタが仕込んであるなんて。驚きの連続のセッションでした。このセッションに参加出来て本当によかった。そして楽しかったです!