『トワイライトガンスモーク』「トワイライトガンスモーク」シナリオメモ


 と思っていたけど。カオスフレアの『オリジン・オルタナティブ』と『ジェネリックサファイア』を紐解くと、世界の終わりはどうなるかのそれっぽいルートは既に書かれていたりして。
 当初考えていたのとは違うけど、なにかしら今年中ぐらいに1回やりたいなーとか思ったり思わなかったりなネタのメモ。


■セッショントレーラー

あれから7年。世界の寿命は尽きようとしている今日この頃。
世界はいつも通り。つまり崩壊に向かって終末カウントダウンを続けている。


そんなある日。おまえは声をかけられた。
「ヘイ、チューマ。アセッション*1したんだって?」
は?んなわけねーだろ。そんな話聞いたことねーよ。寝言は寝て言え。
しかし、おまえの都合はお構いなしで、スプロールではその噂で持ち切りだ。
各種勢力が手ぐすね引いて、おまえを確保しようとしている。
人気者はツライぜ。とか言ってる余裕もねーぞ。バカヤロー。


そんなわけで。世界の終わりが先か。おまえの終わりが先か。
無駄に壮大なチキンレースのはじまりさ。


トワイライトガンスモーク
『トワイライトガンスモーク
硝煙の果てに、明日を貫け。

*1:TGS p.155 地球再生システムを完全に活性化できる状態

D&D「ドラゴン金貨を追え」第6回目を遊んで

ダンジョンズ&ドラゴンズ』のシナリオ「ドラゴン金貨を追え」のオンセ。
以下例によって、ネタバレを含みつつ、セッションした人しかよくわからないようなそうでないようなアレ。

セッション


 亡き友の武器(+3レジェンダリー)を継ぎ、そして彼の苗字?ウォードラゴンの名を継ぐ。カッコE!


 ドッペルゲンガーネタ。アライメントは真なる中立ながら、使い勝手の良さからさまざまなところで悪役としての印象がつよく*1ドッペルゲンガーと人間の子から生まれたチェンジリングの設定を思い出したりしつつ。でも今回は悪意がない被差別種族として登場なので、危険だから排除するのは少し抵抗があったりしつつ。ハッ、もしかしてこれ可哀相なゴブリン問題!? 途中から内心、もうエメラルド団ルートを切っちゃえばさー、でも他人の名声点ルートにケチつけるのもなんだしなぁと思ったりしてました。フワっと収まってよかったよかった。


 この春のオシャレコーデは、これ、リング・オヴ・マインド・シールディング![DMG p.206]。


 魅了系呪文は使用後に使われたことを対象が認識するのが使いづらいのですが、ディテクト・ソウツは便利だからなぁ。
 シナリオ進行に支障が出るようだったら、訓練されたエネミーは、表層的思考を制御できる(スパイみたい?)とか、野生の本能で行動しているとか言い張ればいいんじゃないかなwww


  • 灰色戦闘隊の依頼で、最近様子がおかしい隊員を探る。大口亭でバトル。「またここで戦闘か!?ここでの戦闘は嫌な思い出しかない」
  • 灰色戦闘隊の依頼で、脳喰らいを統べる主を強襲する。「でもアイツ、プレイン・シフトで逃げるんだよね」「サイレンス、あるよ(バードのドヤ顔)」
  • ハーパーの依頼で、元相棒の三本弦の恋人(レア種族)の様子を見てくる。
  • 同時にエメラルド団からの依頼で、ややヒステリックにレア種族の追放の依頼を受ける。
  • 酒場の運営。ゼンタリムの若頭さんが開店祝いテコ入れしてくれた。儲かった。店の雰囲気がアレかもしれないw

  • 戦闘はざっくりした抽象戦闘が多い。ミニイベントをさくさく進行する展開にはぴったり。
  • エネミーのHPもざっくり半分ぐらいにDM調整。これもさくさく進行する要因。
  • それによりPL側としてもガチらなくてもいいかなと余裕が出て、変わったことが出来た方が面白いかなと考え始める。セッションはさらに独特で面白くなるポジティブスパイラル。
  • 組織間の利害の衝突が始まる。楽しい。と同時にちょっと面倒。いわゆる正解がないからね!

そこかしこにDMのセッションハンドリングの美技が光る。古強者的なやつ。

エメラルド団 / Emerald Enclave

 ドルイドがトップなのですが。中立というよりは、なんか過激な自然保護団体のイメージが強く。はて?どんな組織でしたっけ?
 wikiによると4版の呪文荒廃以降に過激化していったみたい。
 4版『フォーゴトン・レルム・キャンペーンガイド』p.118 では「エメラルド結社」として記載されているけど、もうこの時には立派なエコテロリスト感。
 ファンデルヴァーでサンダーツリーにいたエメラルド団員からは過激というよりは、世捨て人な隠者っぽいというか仙人みたいなイメージだったのですが。
 まぁ「人生いろいろ、組織もいろいろ、メンバーもいろいろ」ぐらいがちょうどいいですよね(自パーティの顔色を見ながら

forgottenrealms.fandom.com

現在の名声点

マリオン・アムカスラ:ハーフエルフのバード 友人は”三本弦” 名声点(ハーパー4点、ゼンタリム2点、灰色戦闘隊6点)

灰色戦闘隊の名声点が溜まったので、魔法のアイテムがもらえることに。
僕は、魔法のアイテムは、バードの楽器(マクファミッド・シターン)[DMG p.155]にしました。
バードをやってないと使うチャンスがない魔法のアイテムですしね!

*1:特にエベロンとかで

『ギルティウィチーズ』「こたつ帝國の攻防」を遊んで

『ブラッドムーン』のGM持ち回りオンセ第4話そして最終回「こたつ帝國の攻防」。
『ギルティウィチーズ』は『ブラッドムーン』と混ぜて遊べるサブシステム的なサプリメント
敵がモノビーストやヴァンパイアではなく魔女になります。
ガーリーで背徳感がある世界観らしいのですが。
メロスにはガーリーはわからぬ。けれどもテンション管理には人一倍に敏感な狩人だった。

参加者

GM:ARHMさん

 持ち回りの最終回に、とてつもなくクレイジーなネタシナリオを発掘してきたぞ。

流山みりんwithぽんず/人間/猫/私立深緑女学院/akiyuki

日興/人間/格闘技/滅土破戒衆/funeさん

吉田華蓮/魔法少女/人形/D7/きなりさん

セッション

2サイクルということもあり、セッション時間も2時間ほど。早い。これが令和の卓修羅たちのセッションスピード!?w
快適です。
これでさらに『ブラッドムーン』がサイコーなゲームになりました。


様々なバリエーションのシナリオを無理なく遊べる、懐が広いシステムなので、GM持ち回り企画にも適してましたね。
いろいろな雰囲気のシナリオが楽しめました。
また機会があったら遊びたい企画です。
今からでも遅くなくなくない? みんな『ブラッドムーン』の沼においでよ!

D&D「ドラゴン金貨を追え」第5回目を遊んで

ダンジョンズ&ドラゴンズ』のシナリオ「ドラゴン金貨を追え」のオンセ。
以下例によって、ネタバレを含みつつ、セッションした人しかよくわからないようなそうでないようなアレ。アレだよアレ。

セッション

*1

今日も我々はウォーターディープの光と影の狭間を歩む。

  • 領主同盟の依頼で、港区の出没するテロリストをぼこる。そしてお小遣いをもらう。
  • ハーパーの依頼で、本屋のお婆さんが店の中に目玉の化け物が侵入したので逃げてきたが愛猫を置いてきてしまったという。助ける。そしてお小遣いをもらう。
  • ゼンタリムの依頼で、怪しげなポーションを運ぶ。どうやら話に聞いていた品目と異なる。騙されているのは依頼主か、受取人か、発送人か、それとも我々か。我々は勤勉なので配達はした。そしてお小遣いをもらう。
  • エメラルド団の依頼で*2、老騎士と一緒に墓場を徘徊する死霊術師を探す。スケルトンを倒す。そしてお小遣いをもらう。
  • 酒場の運営。トントン。テコ入れが必要か。

あと。さまざまな組織にいい顔をしているので、そろそろ利害の衝突が始まるかもしれない。

ウォーターディープの法律

  • 都の井戸に毒を入れた者は、死刑に処する。
  • 同意なく魔法を用いて市民の意志を左右しようとした者は、1000gp以下の罰金または賠償金に処し、かつ警告に処する。

 ポーションの流通とかどうなっているのかな。許可制?それとも所持は問題ないけど、使用しようとしたら罰則なのかな。
 ポーションの配達が、裏社会のヤク配達人の気分になったり。

死者の都

 ウォーターディープの街中には「死者の都」という区画がある。
 凄い名前だが墓地だ。街の一等地近くにあるけど、まぁ青山墓地みたいなものだろう。
 でもアンデッドが実在する世界で、土葬する文化に違和感を感じなくもない(

現在の名声点

マリオン・アムカスラ:ハーフエルフのバード 友人は”三本弦” 名声点(ハーパー2点、ゼンタリム2点、灰色戦闘隊2点)

そして4レベルに!

*1:セミリタイアしてのんびりしているつもりが、なんか最近忙しく。自分の仕事はそんなに不要不急かな?と疑問に思わなくもないのですが。まー、チヤホヤされているうちが華ですな

*2:いまのところここの依頼はとても物騒だ

『パニックフィルム』「災いのピラミッド」を遊んで

RPGトイボックス』掲載のシステム「パニックフィルム」を遊びました。


「パニックフィルム」とは(p.8より)

 『パニックフィルム』はパニック映画の登場人物となり、迫りくる災害から生き延びるために奮闘するゲームだ。
 極限状態の中で生き延びるために、キミは様々なことをしなければならない。

fujimi-trpg-online.jp

セッション

 参加者はGMはpunchlowさん。PLはチャクラ厨さんとakiyukiの2名。
 Discord+ユドナリウムのオンセ。2時間ぐらい。


 punchlowさんがユドナリウムの部屋やGoogleスプレッドシートでのキャラクターシートを準備してくれていたり、例によってレディパーフェクトリーな体制で快適に進行しました。感謝!

キャラ

ウォルトン・メイ教授*1

 男性33歳。ブレイン/オカルト。【頭脳】3【肉体】2【魅力】1。【関係者】はFBI捜査官ヴァネッサで関係は「昔の女」。

 キャラクター作成は「能力値3つの割り振り」「クラスを2つ選択*2」「【関係者】を決める」だけ。カンタン。いい感じです。

感想

  • このゲームはトランプを使う。NPCと装備はカードと紐づいている。特にNPC36名はイラスト付きで、名前・セリフ等が設定されている。
  • ゲームの進行はボードゲームライク。運命の輪を回すという意味合いで、セッションの進行度マーカーをスゴロクのように進める。止まったマスによってハプニングが発生する。
  • 毎シーンNPCがたくさん登場して、仲間になったり、犠牲になったりする。PCも含めて結構簡単に犠牲者になる。
  • シナリオはシーン毎にセッティングが書かれているが、登場NPCもランダムなので、シナリオクラフト的に柔軟に回すのが楽しい。

ルール

 正直に言うと。事前にルールを読んだのですが、全然頭に入ってこなかったり。おそらく見慣れないルールだからだとは思うのですが。
 キャラクターはすぐに出来るけど、セッション進行ルールがよくわからず。分量の問題だと思うのですが、概要→例外ではなくて、最初から例外を含んだルール記載だからかな。全体的にルールがどう結びついているのか、そしてそれが何を再現したいのか、さらに自分のPCがなにをやっているのかが直観的にイメージができず。ひと通り遊んで記憶を反芻すると、そうかそういう意味だったのかなとやっと理解の糸口がつかめた感。面白いゲームなので、ちょっと勿体ないと思ったりもしましたが、ただ単に僕の読解力が低いだけかもしれません(
 でも理解済の人と遊んで、説明してもらいながら遊んだり。動画とか。リプレイとかがあれば、そこから入るのをオススメしますぞ(老害風を吹かせつつ

ネタバレ含む

 ピラミッドのパニックネタというので、ドウェイン・ジョンソンみたいな神官が出てくるゾンビものかなと予想していたのですが。全く外れて。
 ウィルスもの? たしかに王家の呪いに示唆したタイトルでした(
 時事ネタ!?


 あと途中、一瞬内容を勘違いして。ビールに魔除けの効果があると理解してしまって、皆で浴びるようにビールを飲んで、酔っ払ってへべれけになりながら、呪いを何とかする超B級展開かと想像してしまい、ひとり体をくの字にして笑ったりしたのでした。


 その後、実際にはビールが魔を引きつける囮効果があるとわかり。クライマックスは、1人がビール配送車からビールを垂れ流しながらマッドマックス的な爆走。その隙にもう1人が呪いを解きに行くという展開。


 最後の障害を突破した後は、「じゃ、みんなで飲みにでもいくか」エンド。
 これこれ。このぐらいのB級パニック感。楽しかったです!

*1:NPCヴァネッサを関係者→ヴァイオリン奏者ヴァネッサ・メイ→メイ教授は名教授にも迷教授にも聞こえるから。ウォルトンインディ・ジョーンズのミドルネームから

*2:クラスによって対応するトランプのカードナンバーが決まるだけ

D&D「魂を喰らう墓」第8回目を遊んで(第3章完)

ダンジョンズ&ドラゴンズ』のシナリオ「魂を喰らう墓」の第8回。
廃墟の都で例のアレを探す旅は続く。あと2つ。
今回もオンラインセッション。5時間ぐらい。


気のせいか最近D&Dばかり遊んでいるような錯覚(ではないかもしれない

今回


以下ネタバレを含む。










遭遇:墓所

遭遇:市場地下

 キャンペーンボスっぽいリッチの名前を聞くための遭遇。

遭遇:ツルっぽい社

 翻訳がんばってるパズル。この都はパズルネタが多く、頭をひねって面白かったり、分かるわけないだろと憤ったり。クラッシックな冒険感。

遭遇:滝

 スペクタクルな幻視。

遭遇:燃える社

そんなわけで全ての例のアレを見つけて、第4部と第5部のどちらでもいける状態となりました。
でもまぁ目的があるNPCもいることだし、次回は第4部に行こうという話で終わりました。
そして自PCが苦手なもの(蛇)を思い出しました。次回はインスピ貰い放題だね!(ポジティブ思考

余談



レベル

最近レベルアップしていないという話から、成長ペースを再確認してみました。
実は僕がDMをしていたファンデルヴァーキャンペーン(全5回)は毎回1レベルアップで5レベルで遊んで終わっていて。
「魂を喰らう墓」は第1~3回が引き続き5レベル。
第4~5回が6レベル。
第6~8回が7レベル(次回第9回も7レベル)
まぁ。レベルアップのペース配分は難しいですね。シナリオの都合もあるし。
あとプレイヤーの好みも、頻繁にレベルアップした方が楽しい派と、面倒くさい派もあると思います。
停滞感を感じさせないための、適度な変化は必要だと思いますが。


実は我々、禁断の都に突入したのが第4回(去年の6月)で、セッション間隔が空いたというのもありますが、それからずっと何に使うかわからないけど必ず必要になるキューブ集めをやっていたという。やっと今回キューブの使い道が解って、ちょっとすっきり。


あと皆がそろそろ+2武器みたいな話をしていて。
自PCが5レベル参加で、アンコモン以下魔法アイテム1個所持レギュレーションで、+1武器でなくウィングド・ブーツを入手したのでまだ+1とか持っていない。というかいまだにプレートメイルも買えてないよ!w でもまぁ無ければないでなんとかなるものですが。

D&D「ドラゴン金貨を追え」第4回目を遊んで

ダンジョンズ&ドラゴンズ』のシナリオ「ドラゴン金貨を追え」のオンセ。
以下例によって、ネタバレを含みつつ、セッションした人しかよくわからないようなそうでないようなアレ。アレだよアレ。

セッション

  • 営業妨害に対して、労働者を買収しようという提案とか。
  • あとドラゴン財宝委託サービスの提案とか。

実に貴族的で楽しかったです。もはや私が貴族と言っても過言(
あと委託サービスは「これがほんとのドラゴン金貨ってやつですな。ガハハハッ」とか思ったりしました(


これでNPCが属性を手変え品変えしたヒロインで固めないあたりがD&D!?(痩せ我慢


ホント文化の違いを感じる。噛むから名前を呼べないw


3.xの時代のサプリより。
hobbyjapan.co.jp


ほ、ほんとは難しいこともたくさん言えるんだからね。なるべく楽しいことを言いたいじゃん。かぁー、でも溢れる知性がにじみ出ちゃってるかなぁ。かぁー。

今回の酒場経営

 経営が軌道に乗ってきた!(ダイス目が良かった
 これで勝つる。そしてマリオン先生(自PCのバード)の演奏が聴けるのは、トロルスカル亭だけ!


次回は何処かの名声クエストから。
名声点5点で魔法のアイテムがもらえるなら、全員が加入している灰色の手の進めるのが無難でしょうか。味気ないですかそうですね。

現在の名声点

マリオン・アムカスラ:ハーフエルフのバード 友人は”三本弦” 名声点(ハーパー1点、ゼンタリム1点、灰色戦闘隊2点)