D&D「ドラゴン金貨を追え」第11回目を遊んで

ダンジョンズ&ドラゴンズ』のシナリオ「ドラゴン金貨を追え」のオンセ。
以下例によって、ネタバレを含みつつ、セッションした人しかよくわからないようなそうでないようなアレ。

セッション

ストーン・オヴ・ゴロア、ドタバタ追跡劇再開。

  • 正直イベントの繋がりはよく分からないけど、とりあえず目の前のイベントを楽しむ心構えでgo。
  • オレの正気度が限界を迎えるのが先か、PCの正気度が限界を迎えるのが先か、勝負だ!
  • 独特なトンデモ展開は、自分の中のセオリーの範疇を斜め上方向にビヨンドしていて、異文化コミュニケーション感あり。
  • 個人的にはベイン司祭と侍祭たちの前で先手サイレンスを決められたのは楽しかったな。速さは力(ウェポン・オヴ・ウォーニング
  • 唐突に現れたマンシューン複製
  • やっと入手したストーン・オヴ・ゴロア。そして同調枠問題。
  • で、金庫の鍵がランダムだったのは、どうなんでしょう、ね? 面白かったけど
  • 門番。ブランダス家の血引いてる? あー、元を辿れば血を引いている可能性があると言っても過言ではないというか、とペテンするバード貴族。


 そして次回はいよいよ金蔵へ。
 ところで何で金貨探しているんだっけ? 金貨の行方を宙に浮いたにしておくと街の各勢力が動き出して大変なことになるけど、手に入れたら入れたでまた厄介事に巻き込まれそうな予感。いや、そんなことを考えるなオレタチはアメリカンなヒーローだ。

現在の名声点

マリオン・アムカスラ:ハーフエルフのバード 友人は”三本弦” 名声点(ハーパー6点、ゼンタリム8点、灰色戦闘隊6点)

勢い余ってEssentials Kitメモ

ここから先はソフトなネタバレを含みます。
というか伝統の表紙+シナリオタイトルネタバレなんで。




























https://media.dnd.wizards.com/styles/product_tabletop_left/public/images/product/519DX_EssentialsKit_ProductImage_th.png
 タイトルは「DRAGON OF ICESPIRE PEAK」。ほらねw
 1~5か6レベルぐらい?でもサクサクレベルアップするのでそんなに長くはないかな。カンタンに1日で3レベルぐらいあがるかもぐらい。


 疑似箱庭的なクエスト形式いいですよね。
 掲示板に依頼が張ってあって、その中からクエストを選択するのですが。もちろん冒険者ギルド的なものがあるわけではなく。ファンデルヴァーの町長*1依頼人なんだけど、ドラゴンの噂に恐怖して、自宅引きこもりになっている。だから依頼は掲示板を通して行われるという理由付け。好き。


 あとキャンペーンの舞台としてエリアが20か所あって。初期はオープンだったり、クローズだったりするのですが。PCがエリアを移動するたびに1d20を振って、出目エリアにドラゴン襲来。戦ったり、逃げたり、交渉したりするという仕組み。何か別の用事で出掛けたら突然襲来でもいいし、PCたちは知らないが一方その頃●●の場所ではとマスターシーンを演出してもいいし、ひと足遅かったかと襲来地を訪れて被害者救済をしてもいい。この仕組みも好き。


 それはそれとしてドラゴンは一応キャンペーンボスなので最終的には決着をつけるのですが(つけずに終わってもいい造りになっているみたいだけど、それこそ竜頭蛇尾)。
 なんか理由付け欲しいかなということで妄想してみました。

1d6 項目 内容 サンプル
1 名誉 あなたは竜討伐達成で認めらなければならない 本人または家族が身分違いの婚約を成立されるためとか
2 復讐 あなたは竜と戦って敗北した。やられたらやりかえさねば 商人をしていたが、率いていた隊商が襲われ荷物が全損。復讐しよう
3 財産 あなたはとにかく金が必要だ*2 博打に負けて大きな借金がある。あれはきっとイカサマなんだが。それはそれとして返済せねば
4 興味 あなた竜退治の過程を記録したい 物語を記録して後世に語り継がれたい
5 憧れ あなたはかつての英雄のようになりたい ファンデルヴァーの英雄たち。今はどこかへ消えてしまった*3。彼らに助けられたことがある。今度は自分の番だ。
6 誤解 いつの間にか竜を倒すことになっていた 酒場で酔っ払ってホラ話をしていたら、何故か竜退治に出ることになった。でももう引き下がれない

もちろん自由に決めていいんですが。出だしから竜に関わりはもっていた方がいいかなと思ったり思わなかったり。

*1:スタートセット登場

*2:フレーバー。別にゲームリソース的に不利になるわけではない

*3:たぶん熱帯雨林のジャングルか、ウォーターディープ

ドラクルージュ持ち回りGMメモ

ラクルージュ持ち回りオンセGMに向けてアイデアメモ。
まとまらなかったら、以前自作したやつか、どこかでシナリオを拾ってくる予定は未定。

シナリオ諸元

 プレイヤー人数:3人
 推奨PC逸話数:1~2つ
 篇:1

物語の背景

 (土地の名前)。妖精の森の南に在るその地では長らく領主が不在だった。その地では民も、その親も、その祖父母も領主の姿を知るものはいなかった。ただ領主代理がつつがなく領地を治めていたので、特に不自由はなかった。

 そして今。領主代理が任を終え、役割を後任に託すにあたり、新たな領主代理の就任式が催されることになった。式典には各地から華やかな人々が集い、夢のように素晴らしいものになるに違いない。否応がなく期待は膨らみ、せわしなく準備が進められた。

 しかし困ったことに領主代理は後任を2人の候補者のいずれにするか決めかねていたのだった…

 『常夜国騎士譚RPGラクルージュ』
 「親の心子知らず、その逆も然り」

ハンドアウト

1.立会人。
2.候補1の知り合い
3.候補2の知り合い

ブラッドパス「徒花の唄」を遊んで

 人鬼血盟RPG『ブラッドパス』を遊びました。
 『スカーレッド・ナイト』の付属シナリオ「徒花の唄」。
 オンセ。2時間半ぐらい。


 さらっと2時間半ぐらいと書いているけど、昨今のオンセ環境に進化を鑑みても、それでもダントツに速く。そしてたっぷりとゲームもロールプレイもストーリーも楽しめる。ホント凄い。ヤバイ(語彙力


 参加者はGMがpunchlowさん。人間akiyuki。吸血鬼チャクラ厨さん。
 今回は、鮮紅騎士団という吸血鬼が主で人間が従者の組織でプレイ。個人的にサンプルになさそうなキャラクターを作って遊んでみたいということで、傀儡/謀略の組み合わせで、イケオジ執事を作ってみました。黒のタキシード、白い手袋、武器は懐から取り出したテーブルナイフ。名前はギャリソン・パーカー*1。そんな人、この日本にいるの?はい、いるんです的な。
 自分的にはこれはなかなかに強そうなアトモスフィアと思っていたら、パートナーの深窓の令嬢の使用武器はテレポートと空間操作系だった。やばい。これは強そう!

  • 鮮紅騎士団はSIDとはまた違った雰囲気で楽しい。さらに吸血鬼主体組織だけど、儚げ(に見える)吸血鬼と、纏う雰囲気が無根拠に強そうな人間という組み合わせが楽しかったです。
  • 調査フェイズで、SIDの古い友人とか、ライバルの八刃会をアドリブ登場してくるのもよかったです。それにしても東京UTMステージの、様々な組織がみっしりとひしめき合っているごった煮感はすごい。
  • 交流シーンもターンテーマに合わせて、過去設定を生やしたり、フレキシブルにシーンをつくっていくの楽しく。フレームワークで先が見えているから、シーンが作りやすい。
  • また今回のシナリオは、マスターシーンと情報項目の繋ぎはちょっと捻ってあって、個人的に目から鱗でした。
  • あとそろそろ調査判定成功で、でもその場では情報は手に入らないという流れに慣れてきた感。

まだまだ遊びたいですね!

*1:「この日輪の輝きを恐れぬのならば、かかって参られよ」というの忘れた。あとピンクロールスロイスも出すのを忘れた。というか自分で設定しておきながら気恥ずかしくなったり

D&D「ドラゴン金貨を追え」第10回目を遊んで

ダンジョンズ&ドラゴンズ』のシナリオ「ドラゴン金貨を追え」のオンセ。
以下例によって、ネタバレを含みつつ、セッションした人しかよくわからないようなそうでないようなアレ。

セッション

  • パーティで知り合ったドラウから、貴族のハンカチを失敬してくるように頼まれた。何故?と思ったが、結局ちょっといい話だったような、趣味が悪い話だったような。
  • さらにドラウから、ウォーターディープの三文紙にこっそりと怪しいネタを仕込んでくる依頼。やはり何故?と思ったが、それよりも裏どりせずに記事にした記者に驚いた。今度、ウチも何かネタを仕込もう。

そして第4章へ。


「もう辛抱たまらん」じゃねーよwww
急にリソース管理をし始める我々。自分はレイピアで攻撃し始めたり。
あと今回のパーティは4人中3人は暗視が出来て、4人中3人は空が飛べる。
そして夜闇の屋根上を疾走する都市型ファンタジー。いい感じですね!

余談


結局レイピア+1にした。そろそろ6レベルで、バードも2回攻撃が出来るようになるので。
あとバッグな、バッグ!

余談2

  • ゼンタリムは派閥が分裂しすぎじゃないだろうか。
  • ザナサーの部下は意外と忠誠心が高い。
  • ブレイガン・デアーズは個人的には信用できないので距離を置きたい。どうにも僕の中ではラスカン=悪役のイメージが強くて。

現在の名声点

マリオン・アムカスラ:ハーフエルフのバード 友人は”三本弦” 名声点(ハーパー6点、ゼンタリム8点、灰色戦闘隊6点)

『トーキョー・ナイトメア』「死神の翼」を遊んで

『トーキョー・ナイトメア』SSS第3弾「グローバルクライシス」よりシナリオ3「死神の翼」をオンラインで遊んできました。
こんなご時世ですので、オフラインキャンペーンの最終回はオンラインセッションに。
しかし昨今のオンラインセッションの普及はすざまじく。何の違和感もなくセッションへ。

セッション前


もしやこんなことになるとはね。

セッション


現代社会の分かりやすい敵役として、粛清の車輪は使いやすくていいですね。
アーグリフ、メローディア、社会に混乱を引き襲いそうなゲストはまだまだいるよ。
そしてアップデートされ続ける現実のイベントを、ちょっと捻って「おのれ粛清の車輪ゆ゙る゙ざん゙」とかすればよく。


キャストの経験点は80~120点。最近あまり経験点青天井で遊ぶこともなく、0点キャストとはちょっと毛色が違うムーヴが新鮮。
経験点を消費したキャストはキャンペーンならではでいいですね。


そしてSSSは続く!*1

余談


今日のたとえ話。「どのぐらいヤバイんですか。ガンダムでたとえてください」「うーん。アクシズが落ちてくるぐらいかな」「そりゃあヤバイ」「(というかそのたとえ話が出てくる矢田さんがヤバイ)」
ギーグなニューロが、お堅そうな内調に質問してみたら、斜め上の回答がきた。

*1:特に参加予定はない。というかまだ遊んでいないシナリオまだまだあるね

ブラッドパス「フォールン・デッド」を遊んで

人鬼血盟RPG『ブラッドパス』を遊びました。
オンセ。2時間半ぐらい。


今回はサプリメント『スカーレッド・ナイト』を導入して、遊んでみよう回。
舞台は「特区IF(Intaractive front)」、吸血鬼たちが正体を明かして人間と共存している海上に浮かぶ閉鎖型実験都市です。
その特区IFを舞台にした「フォールン・デッド」という付属シナリオを遊びました。


とはいっても大まかな流れは、PCたちの血盟が、都市の軍警察特殊部隊に所属して、業血鬼を追って倒すというものなので、基本ルールと同じです。
ただ舞台や設定が変わるので、そこらへんは目新しく。特区IFでは、吸血鬼も武器所持も隠す必要がないのが新鮮なのと同時に、東京UTMのステージではもう少し吸血鬼や武器所持を隠した方がいいかなと考えたりしました。


参加者は、GMがチャクラ厨さん。人間がakiyuki。吸血鬼がpunchlowさん。
前回敗北したときの面子です( 


追加データとして、人間が「術師」、吸血鬼が「戦団」。
さらに新ルール「傷号」を導入しています。


誇り高き騎士道吸血鬼に対して、金にがめついクズ魔術師をぶつけてみました。
借金を背負ってカネカネ言っているけど、武器として宝石を使い捨てるのでカネはかかる矛盾。
ちょっと喉が渇いたら公園の水飲み場で済まして金をケチるけど、事件の情報料を支払うには躊躇がない、メリハリがある金の使い方が出来たので楽しかったです。
また相方がカッコよくて、いいやつなので、安心してダメ人間できました(ヒドイ

character-sheets.appspot.com

  • コンビがいちゃいちゃするして、最後に戦闘することに特化した、シンプル&クレバーで切れ味鋭いシステム。
  • ボスの設定+データと情報2個でシナリオが出来る。
  • 背景世界設定もいい感じに中2。
  • スッキリ爽快殴りやすいとにかく悪いボスを出してもよし、みんな大好きちょっと可哀相なボスを倒すオレタチを楽しんでもよし。
  • 戦闘は〈特技〉の相性が悪かったり、手札が悪いと、結構簡単に積む。*1


もしかしたら個人的にはドラマチック戦闘[p.244]*2のが好みかもしれないなあと思ったりしました。*3
が、やってみたら物足りなく感じるかもしれません(


次は、punchlowさんGMで、吸血鬼が業血鬼と戦うために作った戦団「鮮紅騎士団」で、吸血鬼騎士と人間従者のセッティングでプレイ予定。
これまた雰囲気が変わって楽しみです。

*1:こちらの生命力が削り切られるというより、PCが無限回殴れてもボスを傷つけられないケースが簡単に発生する。もちろんこれはPCビルドである程度避けられるんだけど、それやるとビルドの幅がぐっと狭く表現力が低くなるので、その遊び方は僕の好みではない感じ。データ戦闘を詰めるならもっとそれに向いたシステムがあると思うし、なによりTRPGでない方が楽しい場合が多い。

*2:[生命カード]すべて表、スタックなし、《闇明視》→《絶命共撃》変更

*3:バランスはざっくり特技で生命力やダメージで調整しやすそう